Renkei日記 - 八十島法律事務所

2011-05-12 Thu

いまそかりし昔


 最近一部で話題になっている本です。著者は築添正生という方で金属工芸家を本職としています。この方のおばあさんが、平塚らいてうで、昭和46年5月にらいてうは永眠するのですが、晩年のらいてうとの交流についても書かれています。この本は、築添さんが亡くなったあと、故人を偲んで、長女の方を含め4人で、故人が生前、地方紙やリトルマガジンに書かれていたものを集めて一冊の本にしています。らいてうのほか、らいてうの夫の奥村博史のことや、谷中安規、内田百�痢�稲垣足穂、尾崎一雄、吉田健一、埴谷雄高、田村隆一、小島凡平、武林夢想庵、辻潤、それから殿山泰司まで出てきます。
 この本のタイトルですが、昔懐かしいあり、おり、はべり、のいまそかりだと思うのですが、日本語として正しいのか分かりませんが、おそらくそこに確かに存在した昔という意味だと受け取ればよいのかなと思います。
 それにしても、実にいやみのないいい文章で、羨ましく思いました。
 

2011-05-12 Thu 17:41 | 新刊本

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