Renkei日記 - 八十島法律事務所

2013-08-22 Thu

富士正晴「極楽人ノート」 (六興出版) 昭和54年6月25日刊


 富士正晴のエッセイ集です。ほとんどが人物評となっています。
 表題となっている「極楽人ノート」では、こんなことを書いています。
 「何でまたと不思議であったが三島由紀夫が夢に出てきた。」という話から、彼の人生は、「幼いころから男の子の世界に飢渇感をおぼえつづけ、その世界に、次々に思いを遂げた」とし、「しかし、男の世界に、男っぽく努力して思いを遂げたというのも考えてみれば中々技巧的なはなしで、そのあたりも、三島由紀夫は計算して一段一段無理なく登っていったのだと思わざるを得ない。」と書いています。

2013-08-22 Thu 19:51 | 古本

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