Renkei日記 - 八十島法律事務所

2012-05-07 Mon

許光俊「問答無用のクラシック」 (青弓社) 2007年3月23日刊


 著者は、「問答無用とは、何でもかんでも切り捨てて殺してしまうという意味ではない。ある一瞬の邂逅。そのすれ違いの瞬間に相手の本質を見極めようとするが、それが見えたか見えないか、またたく間に離れてしまっている。そういうイメージである。邂逅やすれ違いはただ一瞬起きるだけであって、再現不能であり、問答など起きようはずがないということ。」と言っています。まあ、当て逃げに近いですね。例えば、
 「基本的には、日本は、お金がないと快適が手に入らない国、ひいては幸福になれない国なのだ。そして人々は、こうした構造そのものを変えようとせず、自分がお金を儲ければいいのだと考える。典型的にアジア的である。いったい豊なのだかそうでないのか、分からないようないびつな風景画に日本中にあふれている。」
 一応、クラシックの評論となっています。

2012-05-07 Mon 17:53 | 新刊本

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